皆様、こんにちは。
以前Amazonからのいただきもので、文章術についての本を送っていただいたんですね。
この「何を書けばいいかわからない人のための『うまく』『はやく』書ける文章術」という本です。送ってくださった方、ありがとうございます。
凄く勉強になるなぁと思いつつもまだブログに活かしきれていないのですが、この本の中で取り上げられている文章フォーマットが結構汎用的でとても参考になったので、是非このブログを見ている方にも共有したいと思います。
文章フォーマットとは
ブログは人によって書き方は様々だと思います。つらつらと思ったことをそのまま書いている人もいますし、目次からきっちり書いている人もいます。
私の場合はせっかくブログを書くのであれば文章を書く能力を高めていきたいと思っているので、できるだけ文章を構造化させて書いています。
文章を書くときに、こんな流れで書くと説得力が増す、とか相手により伝わりやすいフォーマットがこの本で取り上げられています。中身を引用させていただくとこんな感じで説明されています。
文章を書く時にも、「説明文はこの流れ」「体験談はこの流れ」という具合に、瞬時に文章構成の青写真が描ければ理想です。
文章作成における「自動操縦スイッチ・オン」の状態です。
この状態を作り出すツールが、本章で紹介する「文章フォーマット」です。フォーマットとは「型」のこと。型を使って文章を書けるようになると、「どういう流れで書こうかな?」とムダに頭を悩ます必要がなくなります。
自分のスタイルとして型が埋め込まれていれば毎回ある程度の質が保たれますし、文章を書くのも早くなっていいですよね!
スポンサーリンク
文章フォーマットの紹介
それでは早速文章フォーマットを5つ紹介していきます。
結論優先フォーマット
- 結論
- 理由
- 具体例
- まとめ
まずは「結論優先フォーマット」です。結論を先に持ってくることでわかりやすいですよね。結論を優先させるっていうのは、私が新人の時、伝える力に関する研修でも教わりました。
---例---
文章を書くときはフォーマットに従って書くと良いです。
なぜなら、構造化されていない文章は読みにくくて伝わりにくいからです。フォーマットに従って文章を書くことで情報が整理され、とてもわかりやすい文章を書くことができるようになります。
私は1年前はフォーマットに従って書いていなかったのですが、ここ数ヶ月でフォーマットに従って書くことでブログのアクセスが3倍になりました。
このように、文章をフォーマットに従って書くことで、読者の方も読みやすく、いずれ良い成果に繫がります。
---終わり---
流れに説得力があってスムーズですよね。このフォーマットは仕事の文章でもブログでも、どこでも通用する基本の型だと思います。
物語フォーマット
- 挫折
- 機転
- 成長
- 未来
次は「物語フォーマット」ですね。先ほどの結論型はやや硬い印象がありますが、物語調にすることでググッと読み手の興味を引く手法だと思います。
---例---
2年前、ブログを始めた頃はいくら書いてもアクセスが集まらず、何度もやめようと考えていました。
そんな私が出会ったテクニックが、文章フォーマットです。この手法はとても魅力的で、これからのPV増加を予感させるものでした。
実際に使ってみるとどんどんアクセスが増え、ものの数ヶ月で今までのアクセス数の3倍にもなりました。
ブログでの収益も徐々に増えてきたので、来年からは職場を退職し、プロブロガーへの道を突き進んでいくことでしょう!
---終わり---
本の中にもポイントとしてありますが、最初の「挫折」がポイントで、人は挫折のストーリーがやっぱり好きなんですね。ここで人を引き付けて、そのまま読ませるというフォーマットです。
意識しているかどうかわかりませんが、某ブログカレッジの方のプロフィールはだいたいこの型なんじゃないかなと思っています。「昔は陰キャだったけど、それじゃダメだってことで一念発起して頑張ってます!」みたいな。
この型はまさしくプロフィールに最適です。挫折から成長までの起伏をどう表現するかがテクニックに見せどころで、かなり個性が出るのではないでしょうか。
列挙フォーマット
- 全体像
- 列挙A
- 列挙B
- 列挙C
- まとめ
お次は「列挙フォーマット」です。これは他の人のブログを読んでいたらよく出会う型なのではないでしょうか!?「〇〇の理由□選!」とか「買ってよかった〇〇ランキング!」なんかはだいたいこの型に近いと思います。
例としては、このエントリー自体の構造がこの型になっていると思いますのでご参考に。
このフォーマットについてもプレゼンの新人研修で学んだ覚えがあります。プレゼンの時の冒頭で「この商品のセールスポイントは3つあります!」など、具体的な数字を示すと聞き手がそのつもりで集中して聞けるし、自分でも言うことが整理しやすいのでよい、といった内容だったと記憶しています。
ですので、この型はブログはもちろんスピーチやプレゼンなど、説明や発表の場でもそのまま流用できる型ですね。
主張フォーマット
- 主張
- 理由
- 具体例
- 予想される反論への対応
- 再主張
そして「主張フォーマット」。この型はブログであれば特にオピニオン系の中でも感情をよりむき出しにしているものなんかは相性がいいと思います。
---例---
あのさ、「全然アクセス増えない~」とか言っておきながらブログ書く時に何も考えないで思ったまま書いてるやつは何なの?バカなの?
だって読みにくいったらありゃしないでしょあんなん。あんなゴミまき散らしてどうすんの。誰も読むわけないし。
例えばさ、「今日は仕事で疲れた。風呂入ったら疲れ結構とれたけど。あ、そういえば朝ご飯に食べた納豆、メッチャおすすめだよ!何だったか忘れたけど(笑)」とか、時系列も滅茶苦茶だし何が言いたいかわかんねぇし。
そりゃね、書く人が芸能人だったらいいかもよ?「おはよう」で20万アクセスとかね。でもお前、有名じゃねぇから!
だからさ、ブログ読んでもらおうとしてるのに何も考えないヤツはバカ。せめて文章フォーマットとかに当てはめて読んでもらう努力しろ。あとは適度な運動と瞑想して野菜350g採ってちゃんと寝ろ!以上。
---終わり---
こんな感じでしょうかね。普段書かないからわからないですけど。本にもありましたが、ポイントは「予想される反論への対応」ですね。これは書き手が熱くなった気持ちを冷静にする役割もあるそうです。あと、ちゃんと色々考えてる上でこの主張を言っているというニュアンスを出すのは重要ですよね。
SNS紹介・宣伝フォーマット
- 体験(不の提示)
- 紹介・宣伝対象との出会い(不の解消)
- 紹介・宣伝対象の説明
- まとめ
最後に、ブログで何かの商品の体験談を書くことって結構多いと思うのですが、その時に使えるのがこの「SNS紹介・宣伝フォーマット」です。
重要なのは、単純な商品説明だけでなく、使った自分がどう思ったかを伝えなければならない点ですね。
---例---
ブログを始めてから、良い時はたくさんアクセスがあるんですけど悪い時はホントに全然人が見に来てくれず、アクセスが不安定でした。
そんな時に出会った文章フォーマット。このフォーマットを活かしてブログを書いてから、安定してアクセスが稼げるようになったんです。おかげさまでブログ収益の方も成果が上がってきていまして、順調にいけばプロブロガーへの道も見えてきています。
この文章フォーマットってのが本当に優れもの。なぜかというと、説明文はこう、体験談はこう、というように、場面に合わせてフォーマットに当てはめることができるんです。だからどんな内容を書くときも記事の質がアップするってわけですよね。
もしアクセス数が不安定で困っている人がいたら同じように文章フォーマットを使ってみてはいかがでしょうか。
---終わり---
例が悪いのか胡散臭さが出ちゃってますが、これをうまく消して自分の体験を素直に入れればよい紹介文になると思います。
不安、不満などの「不」を商品を使うことで解決した、という流れを冒頭に持ってきて体験談を書くのがポイントです。
まとめ
文章フォーマット5つをご紹介しました。これらの内容は冒頭にも挙げました、「何を書けばいいかわからない人のための『うまく』『はやく』書ける文章術」の5章の内容となっています。
本の中にはもっとわかりやすい例文が載っています。このブログ上の例文はおわかりのとおり私のオリジナルです。わかりにくかったらすみません。
もちろんこのフォーマットに当てはめて書くのもよいですが、これをベースとしてアレンジして自分なりのオリジナルの型にすることも有効ともありました。
もしアクセス数が不安定で困っている人がいたら同じように文章フォーマットを使ってみてはいかがでしょうか(コピペ)。
最後までご覧いただきありがとうございます。
んだば、まだ。