ですが2016年4月半ば、我が家の保活は一旦完了しました。結果から言うと、認可外(無認可)保育園の中でも補助が出る認証保育園には入園できず、完全なる認可外保育園へと入園することになりました。
ちなみに過去の経緯は都度記事にしてます。
認可保育園抽選結果 - イケメン息子とぐうたら猫の成長見守りブログ
いよいよ追い込まれた我が家の保育園事情 - イケメン息子とぐうたら猫の成長見守りブログ
※2017年2月7日更新
もう少し細かい点を記載しました。もしよければご覧ください。

まずは認可園に落ちた時から始まった
我が家では1歳児の認可園申し込みまで、認可外の保育園に対して保活は殆ど情報収集のみで行動はしませんでした。
主な理由としては会社が2年間休職を取れるということと、初めての子育てでかなりいっぱいいっぱいになっている夫婦がこれ以上ストレスを溜める要因を取り除きたかったという点です。
激戦区ということで覚悟はできていたのですが、認可園の不承諾通知を受け取ったことでそれがいよいよ現実のものとなり、そこから本格的に保活が始まりました。
想定内のことと想定外のこと
想定内のこと
先ほど記載したとおり、認可園への入園ができないということはある程度想定していたことではありました。東京都区内であればだいたい点数で入園抽選が行われますし、私が住んでいる区はボーダーラインも公開されておりますので、だいたい予想がつきます。また、この時点で区内の認証園への申し込みをしたところで何十人(下手すれば100人越え)待ちであることも覚悟はできていました。
ただ、もともと区の認証園は数えるほどしかありませんし、現実的に送り迎えができることを考慮すると2つしかないので、この時点で認証園も厳しいだろうなぁとは思っていました。
想定外のこと
当初の予定として、認可園に落ちた場合は、職場に比較的近い区の認証園に申し込みを行う予定でした。きっと候補として考えている方もいらっしゃると思います。
そこの区はそこまで待機児童が多くなく、以前保育園に直接問い合わせた時にもそんなに厳しいという話ではありませんでした。
しかし!実際に落ちてから問い合わせをしたところ、ここ数年、様々な理由で認証から認可へ昇格する保育園が増えている事情から、認証園も区民を優先して入園させるということを告げられました。このあたりはもしかしたら区によっても方針が異なるかもしれませんので、もし職場近くの園を最終的な受け皿として期待している場合は事前に問い合わせることをお勧めします。
ということでこのあたりの情報は問い合わせて初めて知ったので、職場近くの園は実質無理ということになりました。ただ、後々考えてみると満員電車を子供と一緒に通勤することは、例えフレックスを利用すると言ってもかなりの覚悟が必要になると感じています。
その後、隣の区に問い合わせてみてもこの事情は変わらず、やはり区民優先とのことでした。こりゃ困ったー!ってな感じで、選択肢は認証ではない認可外の保育園へと自然に絞れていったわけです。
子育てと保活の両立の難しさ
精神的な辛さ
はっきり言って妊娠中から保活してる人からしたら笑っちゃうような話なのかもしれませんが、妻は精神的に脆いところもあってなかなか子育てしながら保活ができませんでした。
やらなきゃいけない、けど子供はワガママでいうことを聞かない、という感じで、なかなか前進するのが遅かったです。個人差はあると思いますが、出産前後は精神的にも余裕がない人は結構多いのではないかと思います。ここで無理して保活を進めて健康を害してしまうと本末転倒ですので、無理はしませんでした。
もちろんそれはパパである私のサポートが足りなかったこともあります。
身体的な辛さ
保育園見学なんかで外に出ると、息子くらいの年齢の子はすぐに風邪をもらってきます。
そうなるとまずはママに移ります。ママは精神的にも参ってるのですぐ移るんですよね。
気づけば家族全員に移って、一時的に保活を中断することになってどんどん時期が過ぎていきました。
認可外の園の個性
こんなこと言っていいのかわからないんですが、私は普通の園に子供が入れればそれで良かったんです。
でもいざ認可外の園を探してみると、インターナショナルなところとか、スポーツを重視してたりとか、結構個性的な園が多い印象です。認可されなかったというよりは、あえて認可外の活動を行っているといった園も多くあります。
ママがあまり動けなくなって私が実際電話をかけたり見学に行ったりしてみると、やっぱり園によって全然違うのを肌で感じました。よく、合う合わないがあるって言いますけど、それってホントなんだなぁと実感。
ですので、特に認可外の場合は実際に自分の目で見て子供に合っているのかどうかを見極めることも重要だと思われます。認可外というだけで、例えば事故が多いとか良くない印象を持つ傾向は誰にでもあるでしょう。待機になって焦ってしまう気持ちもありますが、ここは慎重に見極めた方がよいと感じました。
園を決めたポイント
その前に枠は空いてるの?
まず園を決めるにあたって、その園が園児を募集していなければ意味がありません。実際認可外の園に問い合わせてみると、4月頭という区切りを過ぎた後にもかかわらず複数の園が募集中の状況でした。
但し、見学に行ってみると募集人数は2,3名で見学に来た親は数十名だったり、倍率としては厳しそうな園もいくつかありました。募集自体があるかないかといったら、間違いなく「ある」と言えます。
どこを基準にしたか?
これは個人個人で色々基準があると思うんですが、見学中も子供が寄ってくるような、アットホームな雰囲気のところはいいなと思いました。我が家の場合は何かに特化した保育園を希望しているわけではありませんので、その園の特色というよりは、通っている園児が楽しそうにしているか、職員の方の対応がしっかりしているかという普通のところを重視しました。
あとは、今どれだけ空きがあっていつまでにどうすればいいか、具体的に話してくれるところは助かりました。結局親として1番欲しい情報っていうのは空いているかどうかです。必死に園の良いところを説明されても入れなければ意味がありません。どれだけ待機児童を持った親の気持ちに寄り添った説明をしてくれるか、というところも見ていました。
気になるところはこっちから質問しますからね。放っておいても。
ただ、やっぱり1回の見学では見極めは難しいし、かと言って慎重になっている暇もありませんので、ある程度直感に頼る部分は出てきてしまいます。
値段はどのくらい?
気になる値段……
我が家が見学したところは、月に8万円〜15万円くらいでしたかね。たけーよ!
決めたところは8万くらいだったと思います。たけーよ!(2回目)
正直このあたりは、数年の辛抱ということである程度諦めていました。入れることが重要という考えですね。
もちろん全てが満足ではない
入れたことはありがたいのですが、決めた園は家からバスで15分ほどかかる場所にあります。朝抱っこ紐で子供を抱えてバスに乗り込んで、騒がないかビクビクしながら登園しています。
かと言って会社へのアクセスがメチャクチャ良いわけでもなく、朝の大変さは倍どころか3倍くらいになりました(当社比)。
まとめ
なんとかなった!
入れた園に聞いたところ、認可外から認可へ移ったタイミングで玉突き的に空きが出るとのことでしたので、ある程度選んでも、メチャクチャ拘らなければ認可外で4月を過ぎてから保育園に入園することができました。これが私が知る限りでの保活の現実です。
もちろん認可のように園庭があって補助も出て、というような理想の保育園ではありませんでしたが、ママが職場復帰する条件を満たしたアットホームな園に入園することができました。
我が家の待機児童問題は一旦解決ということで、精神的な呪縛からひとつ解放されました。
慣らし保育の様子はこちらです。
慣らし保育初日 -まだ状況を把握できていない息子- - イケメン息子とぐうたら猫の成長見守りブログ
※追記
その後、認証園に空きが出て無認可園から認証園に移ることができました!運が良かったと思いますが、待機児童が叫ばれている中でも無認可園から認証園に転園することが可能ということを身をもって体験しました。
急展開!無認可から認証園への転園が決まりました! - イケメン息子とぐうたら猫の成長見守りブログ
この記事には検索で訪れる方が多いので、適宜加筆修正しております。最終更新日は2016年10月5日です。
最後までご覧いただきありがとうございます。
んだば、まだ。