イケメン息子とぐうたら猫の成長見守りブログ

2014年からパパになりました。SEやってます。子育て記事を中心に、ダメなパパぶりを存分に発揮していきます。

親として政治・選挙にどう関わるか、私の想いを語りたい

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皆様、こんにちは。

いよいよ参院選が近づいてきました。今回の選挙は初めて18歳に選挙権が与えられたことで、約70年ぶりに選挙権が拡大された節目の選挙と言えるかと思います。

既に23日から期日前投票が行われており、7月10日に投開票となります。恐らく私のブログをご覧になっている方は私と同じようにお子さんがいらっしゃる方が多いと思いますが、子を持つ親として選挙に関わることは子供がいない時と比較して少し意味合いが変わってくると私は思っています。

皆様は選挙に対してどのようなご意見をお持ちでしょうか。

 

私の選挙に対するスタンス

正直言って私はそこまで政治や選挙に詳しいわけではありません。そしてお恥ずかしながら学生の頃は選挙に殆ど行ったことがありませんでした。

ただ、社会人になってからは期日前投票などを使ったりして毎回必ず投票に行くようにしていますし、もし周りの方と選挙のお話をする機会があれば絶対に選挙に行った方がいいと言っています。独身時代もそうでしたが、結婚し、子供ができた今は特に強く思うようになりました。

 

私が選挙に行く理由

例の「保育園落ちた」の件は記憶に新しく、皆さん知っているかと思います。実際に私も子供が一時期待機児童になりましたし、特に東京都では待機児童の他にも様々な問題があると感じている人は多いと思われます。

果たしてそこで文句を言っている人は全員選挙で投票しているでしょうか。

私は文句を言うのであれば自分のスタンスを明確にする必要があると思っています。

「何食べたい?」
『何でもいい』
「じゃあカレー食べよう」
『今カレーの気分じゃない』
「いや、何でもいいって言ったじゃん!」

多少ズレている感もありますが、似たようなものではないでしょうか。

それに関連して、「シルバー民主主義」という言葉がよく聞かれると思います。

少子高齢化の進行で有権者に占める高齢者(シルバー)の割合が増し、高齢者層の政治への影響力が増大する現象。選挙に当選したい政治家が、多数派の高齢者層に配慮した政策を優先的に打ち出すことで、少数派である若年・中年層の意見が政治に反映されにくくなり、世代間の不公平につながるとされている。(以下略)

[出典]シルバー民主主義(しるばーみんしゅしゅぎ)とは - コトバンク

高齢化社会になって更に高齢者の投票率が高いとなれば、政治家の皆様は高齢者に対して優遇するのはある意味自然なことです。

逆に言えば、若者向けの政策を掲げても投票してもらえずに落選してしまうと考えられても仕方ありません。

別に私は高齢者と対立したいわけではありませんが、若者のための世の中にするためには若い世代が選挙に行くということが重要だと思い、それほど詳しくなくても自分なりに調べて選挙に行っています。

 

家族と投票率の関係

さて本題ですが、先ほど述べた「子を持つ親として選挙に関わること」について。皆さんのご両親は選挙に行っていたでしょうか。それから選挙の話を家族でしていたでしょうか。
※過去形で書いていますが、現在進行形の場合もあるかと思います。

考えてみれば当然と言えば当然ですが、親が選挙に行っているかどうかは子供が選挙に行くかどうかに影響しているというデータがあります。

 

表1 親の投票行動や同居と子どもの投票率の関係
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[出典]18歳選挙権、大事なのは投票率だけだろうか? | 高橋亮平の「社会を変えるための仕組み」 | 現代ビジネス [講談社]

このグラフは外国のデータなので必ずしも日本に当てはまると言えるわけではありませんが、両親とも投票に行く家庭の子供は投票率が高いということになります。

以下、グラフ出典元と同サイトからの引用です。

同居する両親が投票に行くと、子どもの投票率が71%になるというデータがある。グラフを見ると、両親の投票行動が子どもの投票率に大きく影響していることが分かる。

同居する両親が投票に行った場合の子どもの投票率は、女性の方がより影響が強く73%、男性でも69%が投票に行く。

同居していないとこの影響は少し下がるが、それでも両親が投票に行っている子どもの投票率は、女性で56%、男性で51%と高い。

逆に両親共に投票に行かない家庭の子どもの投票率は、同居の際にその影響が強く、女性で14%、男性も15%と極めて低くなっている。

 

それから、日本では次のようなデータがあります。

共同通信が2〜3月に実施した18、19歳対象の世論調査では、家族と政治や選挙について話すことが「よくある」「時々ある」人は計38%。このうち参院選で「投票に行く」と答えたのは74%。一方、家族と話すことが「あまりない」「全くない」は計62%で、うち「投票に行く」は45%。家族と政治について話す機会があるかないかが投票率に影響することが示唆された。

[出典]政治しようよ:18歳選挙権 「どんな社会に」 家庭で対話 - 毎日新聞

引用では18歳19歳について書かれていましたが、中学3年生についてもデータがありました。簡単なグラフですがそれらをまとめると以下のようになります。

 

表2 家庭内の政治の話題と子供の投票意識の関係
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つまり、親が投票に行くかどうか、また家庭で政治や選挙の話をするかどうかは子供の投票率に大きな影響を与えているということです。ということは、若者の投票率を上げるためにはその親世代が選挙に行くこと、また家庭で政治の話をすることも方法の1つになりえるということではないでしょうか。

正直「家庭で政治の話をする」というだけの表現では、元々政治に興味がある子供が親に色々聞いたのかもしれませんし、親発信であるかどうかは疑問ですけどね。

 

そのためには、まず親である自分

政治や選挙の会話をするなど、親が積極的に政治にかかわることで子供も同じように政治に興味を持つようになることはわかりました。では実際親の世代の投票率はどうなっているのか。

表3 参院選年代別投票率
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[出典]総務省|国政選挙の年代別投票率の推移について

18歳の親世代というと40歳代から50歳代が大半だと思いますが、直近の参院選では40歳代が51%、50歳代が61%となっています。そして私もその中に入る30歳代は43%です。

親の世代がこの状態で子供の世代である若者が政治に参加するでしょうか!?

確かに私の息子はまだ1歳であり、30歳代であればもし子供がいたとしてもまだ小学生にもなっていないという方が多いかもしれません。

しかし政治は5年10年のスパンで考えなければならないものですし、そもそも私が選挙に行く理由で述べたとおり、我々の世代とその子供にとって暮らしやすい世の中を作るために今から選挙に行き、子供が育ってきたら家庭で一緒に選挙の会話をする。どちらにせよ投票に行かない理由はありません。

自分のためと考えると消極的な人も、自分の子供のためにと言われたら何でもする!という人はきっと多いと思います。まずは親である自分が、子供たちのために政治に参加するという観点で考えると違うのではないかなぁと思うのですが、いかがでしょうか。

 

投票して「損」することって何だろう

選挙に行かない理由、色々あると思います。単に面倒だとか、誰がやっても同じだとか、興味がないだとか。でも良く考えてほしい。

選挙に行って損をすることってあるでしょうか!?

選挙に行けばもしかしたら少しの確率かもしれないけれども世の中が良くなるかもしれません。物が安くなるかも。給料が上がるかも。

選挙に行くことで犠牲になるのは、たかが1時間です。まぁ色々調べていればもう少し時間かかるかもしれませんが。

そのくらいだったら、良くない?冷静に考えたら、行かない理由ってないはずなんです。情報はその辺にいくらでも転がっています。投票率を上げるためだけでもいいです。是非投票に行きましょう。

 

まとめ

今回は親として選挙にどう関わっていけばよいか、自分が思っていることを書きました。最終的には結局選挙行けってことなんですけども(笑)

もちろん家庭だけじゃなく、学校とかその他のコミュニティでも政治的な活動を積極的に取り入れることで投票率を上げることができると思います。

若者が選挙に興味がない、というのは実はそのままその上の世代に言えることで、その連鎖が続いている限りは劇的に投票率は上がらないでしょうね。

 

子供のいる親に照準を合わせて書いてしまいましたが、独身の方も子供がいない方も、自分の世代や若い世代に暮らしやすい世の中を望んでいる人が大半であると思います。

突っ込みどころは山ほどあるかとは思いますが、どうかご容赦ください。

ちょっと真面目に書きすぎた。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

んだば、まだ。

 

 

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